ネタバレネタバレ読まないで。

気ままにメモ代わりに書く。
「OUT」
原田美枝子のみ輝く。
「キスくらい、しとけばヨカッタね」の台詞にまいった。
「キスだけじゃ納まらんぜよ」と言いたくなった。
リアリティをあまり感じ無かったのが敗因か?
「家族」というものが自分の想像範囲でしか捉えられないのが
ちょと弱いけど、会話のない子供、すれ違いの夫。
それでも「家族」としての形にこだわらないといけないというのが
どうも理解不能。世間体?

カリートの道
アル・パチーノ主演ギャングものといえば「スカーフェイス」も観てなかった。
結末がハッピーであるはずがない、という思いこみで食指が動かなかったのである。
思ったよりパチーノの演技・演出が明るいため、先入観は砕け散ったけど。
おきまりのラストじゃねぇ。デ・パルマらしさはあるんだけど。

キリクと魔女
ジブリの輸入フランスアニメ。動きにあまり驚きはないけど、色彩には目を瞠らされる。随所に原始エロスとでも言うような感じの表現。やっぱりフランスだなぁと。
高畑勲さん翻訳・吹き替え演出ということが気にかかる。
アニメでのみ表現可能な世界を描いていて(特に土中のシーン)、
ファンタスティックであった。
けど、舞台挨拶で「最近珍しく考え、納得が得られるアニメ云々」のコメントは
ワタシには理解出来ない。なんでこんな考え方の人がアニメの世界にいるのだ?
やっぱり「思い出ぽろぽろ」を作る人だなぁ。

「デッド・コースター」
前作「ファイナル・デステネーション」を観てない人はちょっと理解に苦しむ
お話ではあるけれど、バージョン・アップした惨殺シーンは、スタッフの思いが
なんか伝わってくるようで、ヨカッタ。本筋が荒唐無稽なのでしょうがないけど
笑える場面も結構あるのが愛嬌。

「デス・トゥー・スムーチー」
ぴー譲のサイトで知りました。面白いのか?と思い観てみた。
E・ノートンロビン・ウィリアムスの競演。
相変わらず、R・ウィリアムスのやり放題の演技。
ダニー・デビート監督。
途中まではなんとか観られたけど、スムーチーがアイスショーで拳銃を取り出して
からいけません。なんで持っていたのか?怒りの感情が湧いたときは、吠えるんじゃなかったのか?一変に興ざめ。
キャスリン・キーナーは横顔が変かなぁ?と思った。

「アンダー・サズピション」
ジーン・ハックマンモーガン・フリーマンの製作総指揮。
J・ハックマンがやりたかったそうで、力入ってます。
二人の息詰まるような演技、モニカ・ベルッチの色気がこの映画のきも。
でもそれだけか。演技者として魅力あるお話なんでしょうけど、
観てる方は少々退屈。隠したかったのは「性癖」「はげ」「種なし」。
そこらへんが求心力に乏しいと感じた。
もっと悪いことしといた方が良かったのでは。


今、「ぽすれん」と「DISCAS」のお試しオンラインレンタルに登録してるけど
本登録した「ぽすれん」の到着が遅い。金曜に発送メールもらって、届いたのが
月曜。4日間はどうもなぁ。もう止めたろーかぃ。
DISCAS」は東大阪からのメール便で発送メールの翌日に届いた。
一長一短ではあるのだが。