背骨が痛い

「上海ルージュ」
チャン・イーモウ監督のもと恋人?
コン・リー主演、1930年代のマフィアもの。
少年シュイションのアップ多用が少々不気味。
お話は平凡で、上海の街並みなどが見られるのかと期待するも
殆ど室内シーン、屋外シーンは夜と建物の全景くらいで期待はずれ。
9歳の少女とコン・リー、少年が唄う歌のシーンは風情が感じられた。

「テープ」
吹き替えモードで、聞きながら寝ようと最初のシーンを少し観た。
イーサン・ホークがラリパッパで、泊まっているモーテルに友達が
訪ねてくる。そこから延々と台詞の応酬。いつ場面転換があるのかと
見続ける。ウマ・サーマンが加わってもカメラは部屋から出ない。
しかも禁じ手の壁塗りパン、しまくり。
不快な台詞の連続、不快なカメラワーク。
観ることを拒否するかのような映画だった。(結局見終わった)
舞台劇がオリジナルらしいが、こんなの観たい観客っているのか?
カタルシスとは無縁のドラマ。真実は藪の中ってか?